暑すぎても寒すぎてもダメ?|外壁塗装が行えない条件について

宮崎市を中心に児湯郡にて外壁塗装・屋根塗装を承っております、杉本塗装です。

外壁塗装は季節を問わずに行えるため、お客様には都合のいい時期を選んでの施工が可能です。
ただし、屋外での作業となることから、安定した仕上がりにするためにはいくつかの条件を守る必要があります。
以下の特徴が見られたら、原則として外壁塗装をはじめとした塗装はできません。

【外壁塗装が行えない条件】
・気温5℃以下
・湿度85%以上
・雨、雪が降っている
・強風が吹いている
・外壁面に結露、霜がついている

 

この条件下で塗装すると、10年もつはずの塗料が数年で剥がれてしまったり、ぶつぶつが表面に浮いてきたりといった不具合が生じます。外壁塗装は一般的に100万円前後かかる工事なので、施工不良は大きな損失になるでしょう。

今回は、外壁塗装を行えない条件について、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 気温5℃以下

気温が5℃以下の場合、塗料が乾いて硬化する時間が長くなることになります。
冬の時期がそうですが、湿っている状態が長引くので、その間ホコリやゴミが付着しやすく、結露も発生しやすくなるでしょう。
悪い影響を受けやすいため、とくに冬の午前中は気温が上がるまで待つことが多いです。冬は夕方も冷え込んでくるほか、日照時間が短いので、作業も早めに切り上げられます。ほかの季節よりも作業時間が短くなりやすいでしょう。

■ 湿度85%以上

湿度が85%以上になると、塗膜に大きな影響を与えてしまうでしょう。
乾きにくくなるほか、「かぶり」という現象が発生しやすくなるためです。
油性塗料の塗膜は、内部に混ぜられた有機溶剤が気化することで固まっていきますが、気化する過程で塗膜の温度が下がるため、湿度が高いと結露が発生してしまいます。
そうすると、白くにじんだような表面になり、塗料の機能性が落ちるでしょう。

■ 雨、雪が降っている

雨・雪が降っているときも塗装はできません。
乾いていない状態で雨が当たると、塗料が薄まり流れてしまうからです。また、雨には水だけでなく、大気中のホコリも含まれているため、これもよくありません。
工事のクオリティに響くのはもちろんのこと、作業を行う足場や屋根も滑りやすく、雨天は作業員にとって危険です。

■ 強風が吹いている

強風時も塗装を行えません。
理由としては3点あります。
1つは塗料が風で飛びやすい点で、とくに吹き付け塗装などは風で飛び散りやすく、トラブルに発展しやすくなります。
2つ目は、作業員にとって危険な環境になる点で、高所作業だと墜落のほか、足場が倒れる懸念もあります。
3つ目は、ホコリやチリが強風にのって外壁に付着しやすくなる点です。やはり塗膜が剥がれやすくなってしまうでしょう。

■ 外壁面に結露、霜がついている

外壁面に結露・霜がついている状態も、塗装はできません。
その状態で塗装すると、塗料が薄まることになるからです。
冬の朝や湿度の高い時期に、結露は発生しやすいため、塗装する際は表面が乾くまで待機することになるでしょう。
とくに金属サイディング・金属屋根などは結露しやすい傾向があります。

■ 塗装しやすい環境とは?

上に紹介したのは、塗装工事において最低限守るべきものですが、塗装しやすい条件も存在します。

【塗装に適した条件】
・気温が10~30℃
・湿度が45~80%

 

気温が低すぎるのもよくありませんが、高すぎると早く乾いてしまうため、表面に凹凸ができやすいというデメリットがあります。
そのため、これらの条件が揃いやすい春と秋が、外壁塗装・屋根塗装に適しているとされています。

もちろん、冬と夏が一概にダメというわけではありません。
太平洋側の地域であれば、冬は乾燥して晴れた日が多く、条件さえ守れば施工は可能です。雨の多い梅雨も、腕のいい職人であれば雨を避けてきれいに塗ってくれるでしょう。

■ 宮崎市での外壁塗装は「杉本塗装」にお任せ!

杉本塗装は、宮崎市・児湯郡にて各種塗装工事を承っております。
国家資格を持った職人が、ご契約から施工まで担当いたしますので、業者間における要望の伝え漏れなどのトラブルがございません。
地域に密着した塗装店のため、もしもの時もすぐに対応できます。

ご自宅が築10年以上たっておりましたら、外壁塗装・屋根塗装のタイミングです。
防水性が落ちて水を吸うようになっていますので、早めのご計画をおすすめします。

以下より無料でご相談・お見積りを受け付けております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。

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■ まとめ

外壁塗装では塗料の持つ機能性を維持するため、また、作業員が安全に作業を進めるために、施工において条件が設けられています。雨天時は足場の施工など、できる作業もありますが、塗装作業は原則できないため、続行している場合は止めるようにしてください。


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